「SASUKEのパクリ」等のコメントがあるけど、元祖たけし城は元々もこんな構成。その後、TBSの筋肉番付やSASUKEの流れなので、、、ただ、改めて令和版を見てみるとアトラクションの種類を変えた「SASUKE」。芸能人が「城主」等になって、一般人が「城攻め」を行っているという建付けだけが追加要素。画面の作り方（カット割り、ナレーション）がまんまSASUKE。新番組としての目新しさが無い。あと、やはり思い出補正というものは間違いなくあり、昭和版の元祖を見ても、当時感じたワクワク感がまるで無くTVってこんなもんだったのかな？と改めて思いました。

幼少期見ていたがあまり覚えがなく、録画ビデオでの記憶が強いたけし城。自分も出たいと思っていたし今も思うぐらい好きな視点でのレビューです。まず良い所、谷隊長が再び見れる・・・御歳を召したなとは感じますが、やはり攻撃軍隊長は谷隊長だと嬉しくなります。ファイナルで登場するたけし氏の谷隊長を見ての一言「顔浮腫んでるじゃねーか」と何気ない一言に懐かしんでる空気を感じましたアトラクションはうまく改良してるとは思います、ただまあ一部これは無理だろなバランス改悪が多いです。時代的にコンプラはまあ仕方ないので、多少は受け入れますがオリジナルよりも理不尽感が上がっている印象が強い。特にカート戦でなく流鏑馬のあの的は無理ゲーが過ぎる、カート戦もよっぽど攻撃軍が残らないと不利でしたが流鏑馬は物理的に勝たせる気がないんだなと感じます・・・まあ敢闘賞改悪と同じく賞金関連の都合でしょうかね。そしてプロやセミプロが多すぎて一般だなという人が少なすぎる三分の一いるかどうか。芸能人系、プロアスリート、サスケ系は助っ人枠としてある程度枠を絞ってほしい動画配信者というカテゴリが出来たのでセミプロの部分はまあ若干少ないとは思いますが、なんというかこう当時の雰囲気と比較して絶対に勝つという雰囲気、熱が足りないと感じました。反面海外のたけし城マニアな方や、資料館サイト運営の方にはとても熱を感じれましたが。空気の読めない素人も含め当時はうまく扱っていたしヤラセというか現場での打ち合わせも自然に進行させていたんだなととても思います。見たことない人間への視聴層新規開拓よりも、逆に過去のたけし城視聴層が好む雰囲気へ振り切る方向のがよかったんじゃないかな。その方が、結果として新規視聴層が多くなる結果になるんじゃないかと素人ですが感じます。過去から好きな人間としては次があるのであれば、課題点を修正していって年1ぐらいで制作してほしい番組には思います。

・ルールはワザとガバガバです・理不尽なことが山ほど起こります・最初から最後まで一気に観るのは大変です・ながら見程度では楽しめません・出場者のテンションに近付ける人ほど楽しいと感じられる番組ですYouTubeやTikTokに慣らされた現代人に、この番組をきちんと楽しむのは相当難しく、こういった番組を自分から楽しもうという心づもりでない人にはつまらなく感じると思います。テンポが悪いという意見もありますが、現代のテレビや動画コンテンツのテンポが良過ぎるだけで、決して今回のたけし城のテンポが悪いわけではありません。テレビが最高の娯楽だった時代の、好景気だったからこそ制作できた番組を、娯楽が細分化された不景気の現代、しかもコロナ禍に甦らせるのは相当の苦労があったと思います。そして、当時の番組のテンションを再現するための様々な工夫も感じられ、アトラクションの危険と安全の瀬戸際を攻めた点も非常に良かったと思います。これだけ豪華なセットを地上波で用意するのは難しかったでしょうし、久々にセットを見ただけでワクワクする番組だったと思います。タイトルにも書きましたが、これから視聴される方は番組に楽しませてもらおうとするのではなく、番組を楽しんでやろうという気持ちでご覧ください。昔のテレビが復活したのですから、視聴者も昔の心構えが必要なのです。頭を空っぽにして、一時だけ羞恥心を忘れて、出場者を心から応援したり理不尽さに笑いながら腹を立てたりしてご覧ください。そのスキルがあればきっと楽しめます。

天才テレビ君みたいなノリです。低年齢層でも楽しめるように作られていると思いました。その分大人の鑑賞にはちょっと厳しいところもありますが家族で見るにはいいのではないでしょうか。

素人参加型だった過去の番組今回もいちおう”一般人”としつつも　やはり念入りに審査し選ばれた素人といえないちょっちプロっぽい方々が多数。リアクションなどはキャーキャーわーわーして盛り上がってるようにみえるんだけどみてるこちらの心の中に熱がなぜか伝わってこない無理やり盛り上げている演出感がわかってしまう....「テレビに出て目立ってやる」「かちのこりたい」心の底からそういう気持ちで望んでいる感じが伝わってこない....ワクワクドキドキやテレビの緊張からでる素人独特のあほあほさが出ていない...元祖を知ってる人には「訴えられちゃうんだろな」と刺激が物足りず、現代の人は「ケガしちゃうかも」と笑えるポイントが見いだせない状態。どっちつかずな状態で肝心の”おもしろさ”が薄味になってしまっている『責任』がＳＮＳなどですぐ可視化されてしまう世の中むかしみたいに裏でこっそり解決のようなことができない今、やっぱりもう無理なのかな海外の風雲たけし城番組は　素人が容赦なく海老ゾリになったり顔をうちつけたり見てる側が顔をゆがめてしまう光景があるけど、参加者が大笑いして楽しそうなので貰い笑いしてしまう『寛容さがない、承認欲求で悪をみつけいいことが言いたい』・・この風潮がある心にゆとりがなくなった日本ではもう面白い番組は作れないと思う。

よかった点豪華なセットで理不尽なゲーム。どうやってクリアするんだろうというわくわく感を久しぶりに感じました。挑戦者を邪魔するクロちゃん、プロレスラーの方は目立ち過ぎず、かつ挑戦者に平等で見ていて気持ちよかったです。上田さんの突っ込み、いじりはこれまでちょっと人を馬鹿にしているよう思えて嫌だったがこの番組に関しては気持ちよかった。私が気になったゲームの進行にビシバシ突っ込んでくれて適役でした。気になった点敗者復活戦はわかりますが、ゲームに失敗しても敢闘賞というのがあり先に進めるということ、さらに敗者復活戦の敢闘賞もあってわけがわかりません。何度も失敗しているのに最後のほうまで残っている人がいることに疑問を感じます。サスケ経験者とか女子大生だからで優遇されているみたい。ゲームの始まりと終わりに、何人が参加したのか、うち何人がクリアで何人が敢闘賞、何人が敗者復活戦ののち合計何人が次のゲームにけるのかを簡単でいいから教えてほしいです。最初から参加者人数を制限して、参加者全員が全てのゲームに参加できる。その中でクリアしたゲームの多かった人TOP何人を最終ゲームに挑戦すると言ってくれたほうがまだ受け入れられます。（まぁバラエティ番組に何マジメに報告しろって言ってんだかですけど）